貯金を増やすことには意味がない?そこには理由があります。

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日本人が貯蓄志向になった理由

こんにちは、白ウサギです。

日本人は貯蓄思考ですよね。

なぜ貯蓄思考なのでしょうか?

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貯蓄志向の理由

そもそも日本人が貯蓄思考だということにすら気付いてない人も多いことでしょう。

先日、年配の経営者と、日本人がなぜ貯蓄思考が多いのかという話題になり、一時間ほど語りました。

僕がお会いした方は戦後生まれですが、その方の親は戦争経験者です。

戦前の日本は貯蓄思考はなく、良いものを見つけては買うという文化でした。

例えば有名な方が書いた掛け軸や、皿や器などなど。

流行りものが好きで、有名な陶芸家が作った焼き物で手に入りにくいと噂の物など、その当時から限定には目がなかったようです。

投資という概念は当時にはなく、貴重な良いものなら手に入れておこうではないかという程度の認識だったのでしょう。

お金が要り用のときには物を質に入れたり、売ったりして現金化する流れですね。

戦争に突入すると…

ところが戦争に突入すると、お金がとにかくかかるわけです。

国としては自分達のお金を使うより、国民のお金を使いたいので全国に一斉に宣伝するわけです。

戦争中はお金を使うのではなく、貯金しておいて戦後またそのお金を使えるようにしておきなさい!ってね。

その当時の広告の画像あったので見てください。

当時は子どものお小遣いまで子供貯蓄制度を策定し貯蓄させていました。

集まったお金を国は戦闘機や武器などを作るために全力で使いまくったわけですね。

戦後もその流れは形を変え、今度は復興の為と銘打って貯蓄を推奨し続けました。

その役割を担ったのはゆうちょ制度です。

それは現在にかけ未だに続いており、日本人は子どもの頃から貯蓄をする習慣を身に付けさせられています。

ここまでが貯蓄の習慣をつけられた流れです。

ただ貯蓄をすれば良い?

その習慣のせいで金融リテラシーを身に付けることもできず、厳しくなる将来に備えることも出来ない人達が溢れかえるのは当然の事かなと思います。

貯蓄思考になった時点でお金の循環は停止して、ただ稼いできたお金を生活を切り詰めて節約し、残ったお金を国に献上するという流れになってしまいます。

貯蓄はゼロでいいのかと言われればそうではないけど、貯蓄至上主義的な考えは戦争も復興も終えているわけだから、視野を広げて考え方を変えないとね。

お金が回らないと世の中の為にも良くないですよね~。 お金は使わないと活きないですよね~。 なんて、こんな話を知人の経営者と話していたわけです。

で、結論は?と言われると一つの答えを導きだすのは難しいですが、私がお答えできることとしたら、一人ひとりが学んで、自分の問題点を見つけて、それぞれがその問題点を解決するために頭を使うべきなのではと思っています。

って言ったら何から始めたらいいですかと言われるので、とりあえず何の生産性もなくプラスにもならないようなテレビ番組を一時間見るくらいなら、問題点の解決策を集中して考える時間に変えてみてはいかがでしょうか。

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