中国株で億り人。FIREインタビュー。

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こんにちは、アリスです。

 

先日ある億り人の方にお会いしました。

アリスは、いつかお金から解放されることを夢見て、白ウサギさんはじめ、経営者や投資家のお話を聞くようにしています。考え方や経験を参考にしたいからです。

 

先日お会いしたのは、株式投資で億り人となったKさん(40代男性)。

今はサラリーマンを辞めてFIRE(Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)を達成されています。

とても穏やかに、ご自身の経験を余すことなくお伝えしてくれました。

 

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株式投資を始めた理由

Kさんが株式投資をはじめたのは、20代。電気工事の会社で働いていたそうですが、残業も多く働きづめだったそうです。

いつか金持ちになって会社を辞めたい!その一心で始めたのが株式投資。残業代で溜まった比較的大きなお金を株につぎ込んだとのこと。

「初めて買ったのは投信だったかな。それから個別株を買うようになりました。」

 

主に現物取引で日本株を売買されたそうですが、一時は含み損が1000万円を超えることもあり、最大800万円の損切をおこなったこともあるそう。

800万円の損切・・・かなり勇気がいりそうですね。800万円もの損失が出たら、もう株なんてやらない!と辞めてしまいそうです。

 

市販の投資雑誌を参考に

Kさんはそこで諦めずに株を続けたそうです。

2007年、藁にも縋る思いで市販の投資雑誌を読み漁り、中国株の特集を見つけました。

特集に載っていた「値上がり期待株」からいくつかピックアップして買ったんだとか。

「日本株で大きな損失を出したことがきっかけで何とか挽回しようと思った。中国企業については全く知らなかったが、日本企業よりは将来性があるのではないかと思い、雑誌を頼りにテンセントと中国国有インフラ企業株を買った。」

 

テンセントは、中国のハイテク大手。WeChatという中国版LINEともいえるメッセージ&決済サービスやゲーム等オンラインサービスを主に提供しています。アリババに比べると日本での知名度は低いですが、今や世界時価総額ランキングでも上位。なんと米フェイスブックや米テスラを上回り世界第6位に位置づけているんですよ。(時価総額85.8兆円 2021年3月時点)

 

2007年当時、テンセントの株価は11.25香港ドル(約157円)。

100万円弱で5000株を取得したところ、その後は破竹の勢いで株価が上昇。

足元では600香港ドルを超えています。14年間で50倍以上成長しているんですね。

(出所:google Finance

 

その後2017年にテンセント株の値上がりで、億り人となりました。

資産評価額が1億円を突破した当時のスクショを見せながら

「テンセント様と呼びたいくらいだよ。」とおもしろおかしく話していました。

今ではテンセント株の相当分を売却し、投資用アパートを4棟購入して不動産所得で生活しているそうです。FIRE達成。

まさに「金持ち父さん貧乏父さん」の体現ですね。

 

人の行く裏に道あり花の山

アリスは、中国株投資を推奨しているわけではありません。

でも、2007年、日本人どころか世界も大して注目していない局面で、中国株に投資をしたKさんはすごいなと思いました。そしてまた、800万円の損失を出しても退場することなく諦めなかったその精神力も。

投資もビジネスも「誰もやっていないことをやる」。

誰もやっていないことをやるのは、不安やリスクも多いですが、だからこそうまくいったときの収穫もとても大きいようですね。

 

今は、仮想通貨という新しい投資対象も生まれています。

数百円から買えるコインもたくさんありますね。

みんなが注目しない草コイン、10年かけずテンバガーとなる可能性も秘めていそうです。

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