裏事情がある!?ながーいアメリカ大統領選挙、その理由とは

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こんにちは。一般常識の表を知りつつ裏も知りたいアリスです。

2021年1月20日アメリカの大統領、バイデン氏が就任したというニュースを見ました。

ここでバイデンさんはまだ就任していなかった事に気づきました。

トランプさんは2021年1月19日までアメリカ大統領だったの?

11月にあった選挙でバイデンさんが勝利したわけではないのかと疑問に思いました。

 

そこで今回のテーマはアメリカ大統領選挙の流れについて調べました。

まず、最初にアメリカ大統領選挙は4年に1度おこなわれます。

大きく2つの段階にわけられます。

1つは、民主・共和の各党が、大統領候補を絞り込みます。

そして最終的な候補を決める手続き。もう1つが、党の候補者どうしが大統領の座をかけて争う本選挙。

 

今回はとくに本選挙について調べました。

 

 

 

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アメリカ大統領選挙の選挙権について

アメリカ大統領選挙の選挙権はアメリカ国籍者にのみです。永住権者には選挙権がありません。

また、18歳以上であること。通常選挙人登録を行っていることが要件となります。

アメリカには日本のような住民基本台帳が無いため、自動的に選挙人名簿へ登録されることはありません。

選挙人名簿(有権者登録ともいいます)に自己申告で登録しなければ選挙人名簿には登録されず、投票資格が生じません。

なお選挙権が無いにも関わらず選挙人登録をすると刑法犯罪になります。

 

 

アメリカ大統領選挙の流れ

① 11月第一月曜日の翌日、アメリカの有権者が投票します。

これはアメリカ大統領を誰がいいのか投票している訳ではありません。

この時に有権者は『選挙人』と呼ばれる538人を選んでいるのです。

ここの段階では大統領を直接選んでいるのではなく、間接的ですね。

そして、ほとんどの州はその州で勝った候補者が、僅差、大差による勝利に関係なく

選挙人票を全て獲得できる勝者総取り方式を採用しています。

 

②選挙人が12月に大統領と副大統領の名前を直接記入して投票します。

選挙人は通常、選挙結果に応じてその州で最多得票を得て勝った自党の候補に投票すると誓約しています。

ただ、最終的に誰に投票するかはその選挙人次第。もちろん異例中の異例ですが…。

 

③ 翌月に連邦議会で大統領決定の宣言。そして1月20日に大統領就任となります。

 

 

 

長いアメリカ大統領選挙の理由

アメリカ大統領選挙の歴史はおよそ200年。

今のように通信技術や移動手段も発達していなかったので、

広大な国土のアメリカには時間が必要であった事が理由です。

 

選挙が火曜日にあるのもキリスト教徒の多いアメリカは日曜日には教会へ行くため選挙は難しいという100年前の法律に基づき決められています。

また、業務の引継ぎにも時間がかかるという側面もあります。

クリスマスやお正月もはさむのでそういった時期的な理由もありそうですね。

 

 

選挙人ってどんな人が選ばれるの?

選挙人の選出方法は州に任されています。

選挙人になれない人は連邦議会議員や連邦政府の現職公職者です。つまり、それ以外の人はなれるということですね。

例えば、引退した政治家、州政府などの地方自治体の知事、党の関係者等が選ばれる事が多いようです。

しかし、最近では選挙人制を廃止して直接選挙への移行を望む有権者も増えています。

 

 

おわりに

裏を知りたいと息巻いている私ですが、まだまだ表の事も勉強が足りませんね。

裏も表も知る事は楽しいですね。

4年後の大統領選挙はもう少し理解してニュースを見る事ができそうです。

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