面白いネタだったね、アリス。
世界の長者番付の上位は毎年のように資産を拡大していっているね。
そして、番付の85%の人達が自身の力で稼ぎだしているというのも面白い結果として表されている。
個の力がますますこの先の時代には必要になってくるということが分かる。
白ウサギの視点
世界の長者番付で僕が注目するのは、二点ある。
1.番付に入る人達の側には、その人をサポートしている人達の存在
番付上位の人達は企業のトップを担っている人が名を連ねているが、この人達が大金持ちになったのは、一人だけの力ではない。
必ず、周りを固めてトップの人間が走る道をサポートしている人が存在している。
人間はどれだけ凄くても一人の力で出来ることはそう多くはないんだ。
企業を人間の体に例えると、トップの人間は脳だね。
脳が企業の方向性や、やるべきことを考え出す。
そして脳で考えたことを手や足、目や耳といった器官様々な役割をそれぞれの人間がこなしていく。
いくら脳が優秀でも、手や足が動かなければ良いものは作り上げられないからね。
全ての部分が上手く役割を果たすからこそお金を生み出すことが出来るということ。
アリスは一度、長者番付にランクインしている人の、側近と言われる人達がどんな人達なのかを調べてみると良い。
優秀な人間が常にヘッドハンティングによって企業から企業へ移動していることなんかも見えてくるよ。
脳であるトップは、常に体がより上手く動く為に優秀な人を取り込むことを考えているんだね。
2.長者番付のランキングには、貴族や王族が含まれていない
企業は納税をしていくわけだから企業の収入も働く人達の収入も丸裸になるわけ。
でも納税を受けとる側、すなわち支配階層の人達の資産情報というのは開示されていないということ。
アリスの調べでは、一位はジェフ・ベゾスの資産19兆円だよね。
では、僕が以前、ある貴族の関係者にあなたの一族の資産ってどれくらいあるのかと聞いてみたことがある。
一般的には他人に資産を聞くことは失礼だとされている。
友達に、あなたの貯金いくらあるの?とは日常において聞く勇気はなかなかないだろう。
僕は答えてくれないだろうと思いながらも興味があったので聞いてみたんだ。
すると、その人は、正確な金額はハッキリとは知らないけど、だいたい◯◯くらいだとチラッと聞いたことあるよとあっさり教えてくれた。
僕は想像の斜め上の回答が来たため、ノーリアクションで、『あ、そうですか。』と早々にその話を流したという出来事があったんだよ。
その金額がいくらか聞きたいかい?
そりゃ聞きたいよね。
答えは日本円にして、なんと、、、
【四京】
もう聞きなれないからどれくらいか想像できないよね。
1京円=10,000,000,000,000,000となる。
よく分からんね。
1兆が千個で1000兆だよね。
1兆が一万個で1京なんだ。
それが4個で4京。
リアクションに困るでしょ?
想像出来ないレベルというのはノーリアクションになるということを僕もその時知ることが出来たよ(笑)
ようするに、長者番付のトップより遥かに桁外れの金持ちというのは存在するが、開示したところで誰もそれがどういうことなのか理解が及ばないので公開する必要も無いということなのだろう。
どうだいアリス、長者番付のトップが霞んできちゃうよね。
世の中には表と裏というのは常に存在するという学びがまた一つ積み上げられたんじゃないかな?
さあ、また何か面白い話があったり聞いてみたいことがあればいつでも読んでね。
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