セミナー詐欺の見分け方。お金の流れを探ってみましょう。

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こんにちは、白ウサギです。

アリスのお友達もなかなか古典的な詐欺に遭遇しましたね。

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セミナー詐欺

簡単に言うと、高額セミナー詐欺といったところでしょうか。

目的はその名の通り、それらしい事業を作り、詳しいことはセミナーで全て伝えると言い、受講させることです。

高額料金を払ってもリターンが見込めると、参加者にいかに思わせるか、がポイントですね。

今回の話は農業に目をつけた訳ですが、ここにもポイントがあります。

一般人が野菜の流通について無知だからこそ騙しやすいのです。

詳しいという人から最初に情報を与えられると、そういうものだと信じこんでしまいますからね。

この手の詐欺だけでなく、騙されないようにするためには見抜く力(リテラシー)が必要です。

私が見抜くポイントは、お金の流れを探ること、です。

この金融社会ではお金の流れを見ていくことが大切です。

この農業ビジネスの事に関して言えば、農家さんが栽培した野菜を売ったところからの収益分配であれば、まだ仕組みとしては良かったです。

でもセミナーに動員したら報酬が発生し、動員した数が増えたらステージが上がり、報酬も加算されるとなっています。

セミナー費用で運営側が利益を生んでいることは手に取るように分かります。

そしてセミナーは受けさせてしまえば返金しなくてよいから、それも運営者としては利があります。

セミナーというものの価値は言い値であり、測る物差しがありませんからね。

具体的に考えてみて

そして、セミナー動員以外の部分の報酬としては、農家さんが栽培した野菜を代わりに売るとのことですが、、、

どこにどうやって売るのでしょうか(笑)

一度試しに野菜を買ってきて販売してみてください。

少しは売れるだろうけど大きな利益を出せると思いますか?

農家はJAがあるから成り立ちます。

スーパーや八百屋さんはJA経由で野菜を大量に仕入れます。

それを個人が大量にスーパーに卸したら何が起きるでしょう。

虫食いや、規格外などの検品の問題、配送の問題、運送会社と契約必要ですよね?

まさかヤマト運輸や佐川急便で運ぶわけにはいかないでしょう。

あとは検品のパートさんを雇います。

そして、そもそもの問題ですが、農家さんが有機栽培を選ぶのは相当リスクがあるのです。

生産量が減るし、コストもかかるし、手間も増大します。

農業は大きな利益を得られるビジネスなのでしょうか?

エンドユーザーの消費者はどうでしょうか?

有機野菜しか買わない家庭は食費の占める割合が増加します。

それはこの低所得時代にマッチしているでしょうか?

とまあこんな感じにいろいろな問題点が見出だせますね。

アリスもこのお金の流れを探ること、そして読み解く力を付けていくと詐欺にかかるリスクは大きく減るから、参考にしてみてくださいね。

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