ビットコインが急上昇!?今さら聞けない仮想通貨の疑問まとめ

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こんにちは、アリスです。

2021年1月初め、ビットコインが一時420万円まで上昇しました。

2020年1月時点で90万円程度だったことを考えると1年間で4.6倍。余裕のダブルバガー超え、めちゃくちゃ儲かるチャンスだったんですね!

 

ビットコイン高騰のニュースを知り

なになに!?ビットコインって儲かるの?” “そもそも仮想通貨ってなに!?”

という方も多いのではないでしょうか。

今回儲けられなかった人も、次回は儲け時を逃さないようアリスと一緒に仮想通貨についておさらいしておきましょう!

 

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仮想通貨とは?

「仮想」の「通貨」とはどういことなのか、順番に見ていきましょう。

参考:ビットフライヤー

仮想通貨もお金

まず、「通貨」という点について。「ビット“コイン“」ということからも分かる通り、ビットコインはお金です。円やドルというように、「お金」であることには変わりありません。「お金」なので、円やドルのように通貨の単位が存在します。
ビットコインの単位は、BTC(ビーティーシー) と表記され、1円や1ドルのように、1BTC(1ビットコイン)と、数えることができます。

ふむふむ、単位はBTC

に、「仮想」ということから分かる通り、円やドルとは違って、手にとって目に見える姿形が存在しません。大きく「B」と書いてあるコインが存在するわけではないのです。ビットコインは、「仮想」の「通貨」です。

 

姿形が存在しない!?どういうこと!?

 

仮想通貨としてイメージしやすいのは、オンラインゲーム内の通貨です。他にも、特定の Web サイトでのみで使える仮想通貨も存在します。

 

なるほど。「仮想」と言われる理由は、「インターネット上で使えるお金だから」なんですね。でも、それなら普通のお金でいい気がします。インターネット上での買い物はクレジットカードやネットバンキングだけでも十分では?

 

まだまだ発展途上ではありますが、円やドル以上に利便性が高く、安定し、世界中で利用できる次世代の通貨をめざして作られた仮想通貨なのです。

 

ポイントは「世界中で」なんですね。つまり、両替のいらない電子マネーみたいな感じ!

 

仮想通貨と普通の通貨の違い

 

じゃあ、これまでの「通貨」や「電子マネー」とは何が違うの?もう少し具体的に。

 

参考:日立ソリューションズ

中央銀行が存在しない、代わりに?

私たちが日常的に使っているお金は法定通貨(FiatCurrency)と言われています。1番の違いは、通貨を管理する「中央銀行」が存在しないということです。
例えば日本円なら、発行元は日本銀行であり、発行量の調整なども日本銀行が行っていますね。中央で管理する人がいない代わりに、ビットコインはユーザー同士でネットワークを管理する仕組みになっています。

例えば、これまでの送金の仕組みでは、AさんからBさんに送金するために、銀行のように信用されている第三者機関が管理するシステムを使うことによって不正を防いでいました。
仮想通貨は、銀行のような信用されている第三者機関を前提とせず、不正を防ぎ送金する仕組みを作り上げたのです。これを分散型台帳技術と言ったりします。

分散型台帳・・・初めて聞きましたよ。これがブロックチェーン技術というものなのでしょうか。

送金手数料が安いまたは無料

銀行などの金融機関を介することなく取引ができるため、個人間で送金ができます。スピードも早く、手数料も無料あるいは格安です。

チャージの必要がない

電子マネーも、電子的なものである点では共通しています。しかし、電子マネーは基本的には法定通貨をカード型の端末や携帯電話などにチャージして使うものです。そのため、決済に利用できるのはチャージした分だけです。

利用履歴が電子的に記録されている

仮想通貨は利用履歴が電子的に記録されているため、紙媒体で保管する必要はありません。数百万円単位の買い物も、個人間送金も、すべて分散型台帳という形で記録されていきます。
紙のレシートの場合は紛失してしまうこともあり、記録作業もかなりの手間となります。仮想通貨は利用履歴が電子的に記録されるので保管スペース、紛失の恐れ、作業の手間のいずれもかかりません。

 

財布の中にレシートが大量に溜まってしまい、財布がパンパンになってしまったという経験・・・あります!
仮想通貨ならそんなこともなくなるのですね。

国家が管理せず、インターネット上に記録が残りながら、データだけで自由に取引できる通貨…
夢があるような気もするし、不安も少し残りますね。

 

とはいえ、まだまだ高騰する可能性を大きく秘めた仮想通貨。
とにかくお試しで買ってみたいです!仮想通貨ってどこで買えるんでしょうか。

 

 

仮想通貨はどこで買える?

仮想通貨は「取引所」か「販売所」で買うことができます。この2つの違いは誰から買うかという点です。

取引所

取引所では、株式市場と同じように仮想通貨を売りたい人と買いたい人が注文を出し合い取引を行います。

「仮想通貨 取引所」で検索すると色んな取引所が出てきますね。

販売所

販売所では、運営会社が仮想通貨を売ります。一般的には、販売所の方が手数料を上乗せしているため、取引所よりも購入価格が高く割高になっていますが、販売所なら「1BTCあたりいくら」と値段を掲示しているため、わかりやすく確実に購入できるといったメリットがあります。
まずは取引所で口座を開設しましょう。

 

取引所で口座開設、ということでアリスも早速開設してみました!

なんと、メールアドレスだけで開設できてびっくりしています。フリーメールのアドレスなのに本人確認もせず開設できましたよ。こんなに簡単に口座を開設できるなんて、簡単すぎて不安なくらいです。

でも、そういう面倒な手続きをしなくて良いことが仮想通貨の価値、と言われればそうなのかもしれません。

それにしても、仮想通貨ってかなりたくさんの種類がありますね。一体この中からどうやって選んだらいいのでしょうか?

 

仮想通貨の選び方

参考:野村證券

さまざまなアルトコイン

仮想通貨として有名なのはビットコインですが、ビットコインの他にも数千種類の仮想通貨が存在します。これらはアルトコインあるいはオルトコインと呼ばれています。ほとんどのアルトコインの基本的な仕組みはビットコインを元に作られており、ビットコインの欠点や機能性を改善した特徴的なアルトコインが市場規模を拡大しています。

通貨としての信頼性

参考:コインデスク

投資対象として仮想通貨を選ぶ上で、重視すべき項目は下記の3点です。

1つ目は、通貨としての信頼性。基本的には、国内の仮想通貨取引所で取り扱われているホワイトリスト入りしている仮想通貨は、他の仮想通貨と比べると安全性や信頼性が高いと考えられます。ただし、ホワイトリスト入りしている通貨の安全性を金融庁が保証している訳ではない点については、注意が必要です。

マーケットにおける流動性

2つ目は、マーケットにおける流動性です。一般的には、時価総額の大きな仮想通貨ほど、流動性が大きくなります。そのため、投資すべき仮想通貨の銘柄選びに際しては、十分な時価総額があるかどうかを確認するべきです。仮想通貨は、上場廃止になることもあります。上場廃止になるかどうかは取引所の規約によりますが、少なくとも2か所以上の取引所で取り扱っているものを選んでおくといいですね。

ボラティリティの高さ

3つ目は、ボラティリティの高さです。短期間で利益を得ようとすると、ボラティリティがないと難しいです。ボラティリティを確認するには、仮想通貨の価格チャートを見る必要がありますね。ただし、ボラテリティが高いということは上がったり下がったり値動きが激しいということですから損失を出す可能性も高くなります。売買タイミングは十分注意しましょう。

仮に、自分の買った仮想通貨の価格が上がったとしたら、その後はどうしたら良いのでしょうか?

仮想通貨に関わる税金

国税庁の資料はコチラ→暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報)

利益は雑所得

簡単に言うと、雑所得は以下のような特徴があります。

  • 総合課税
    給与所得など各種の所得と合計した金額に課税される
  • 累進課税
    所得額が増えるほど税率が高くなる
  • 損益通算禁止
    損失が出た場合、他の利益と相殺できない
  • 損失の繰越控除禁止
    生じた損失は翌年以降の利益と相殺できない

仮想通貨取引で課税対象となる所得が発生するタイミング

まずは代表的なケースを・・・!

参考:コインチェック

仮想通貨を売却した時

売却したときの価格と取得価額*との差額が所得額となります。

(仮想通貨の売却価額)ー(仮想通貨の1単位あたりの取得価額*) × 数量 =「所得額」

*取得価額とは、仮想通貨を取得するのに要した金額のこと。手数料などの金額も含む。

仮想通貨を売却して取得した日本円を取引所から出金したかどうかは関係ありません。また、保有している通貨の時価が上がり含み益があるとき、その通貨を保有しているだけでは損益は発生せず、課税の対象にはなりません。通貨を売却したり決済するなどによって損益を実現させたときに発生します。

仮想通貨で決済した時

仮想通貨で商品・サービスを購入する際は、支払いしたタイミングで所得が発生します。これは仮想通貨を一度売却し、日本円に換金してから商品を購入するという取引と同じ扱いになるためです。そのため、支払いに利用した仮想通貨の時価が購入時よりも上がっている場合はその差額が所得となります。

「商品の価格」ー 「仮想通貨の1単位あたりの取得価額」× 数量=「所得額」

仮想通貨で他の通貨を購入した時

ビットコインでイーサリアムを購入するなど、仮想通貨同士の交換であっても所得が発生する場合があります。この取引においても、「仮想通貨で決済したとき」と同じように、仮想通貨を一度売却して日本円に換金してから他の仮想通貨を購入するという取引と同じ扱いになります。

「購入する仮想通貨の時価」 ー「売却する仮想通貨の取得価額」=「所得額」

仮想通貨取引における所得が発生するタイミングを解説してきましたが、この他にも、マイニングの報酬として通貨を取得したとき、ハードフォークで新たな通貨を取得したときなど、取引の種類によって所得が発生するタイミングが異なります。

 

儲けと税金はセットですね。仮想通貨で資産が増えたら税金のこともしっかり考えていきましょう!

仮想通貨の保管方法~ウォレット4種類~

取得した仮想通貨はどうやって保管するのでしょうか?

参考:マネーフォワード

仮想通貨のウォレットは大別するとコールドウォレットをホットウォレットに分けることができます。

コールドウォレットはインターネットから完全に遮断されハッキングなどへのセキュリティレベルが高いです。反対にホットウォレットはインターネットに接続された状態であるため、セキュリティ面ではやや劣りますが利便性に利点があります

オンラインウォレット(ウェブウォレット)

インターネット上のサービスで、IDとパスワードを決めて簡単な登録をおこない、保有する仮想通貨を預けることができます。代表的なオンラインウォレットとしては、日本語で利用できてビットコインを預けられる「Blockchain.info」が人気です。

ソフトウェアウォレット(デスクトップ・モバイル(ウォレット))

デスクトップウォレットとは、利用者自身のパソコンにウォレットとして機能するソフトウェアをインストールして、そこに仮想通貨を保管するというものです。インターネットに接続しなくても動作しますので、オンラインウォレットよりも比較的安全性が高いことがメリットです。

ビットコイン向けのデスクトップウォレットとして有名なものは、パソコンにブロックチェーンごとダウンロードする「bitcoin.org」があります。イーサリアムを保管するデスクトップウォレットとしては「MyEtherWallet」があります

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットとは、手のひらサイズのデバイスに仮想通貨の秘密鍵を保管できるウォレットです。仮想通貨を送金するときはパソコンのUSB端子に接続して使用して、使い終わったらパソコンから取り外しますので、ハッキングやウィルス感染のリスクを大幅に軽減することができます。

人気のハードウェアウォレットとしては、「Trezor(トレザー)」「Ledger(レジャー)」が有名です。いずれも約1万円程度で日本の正規代理店が販売しています。

ペーパーウォレット

仮想通貨を保管する方法として最も安全性が高いとされているのがペーパーウォレットです。ペーパーウォレットは、その名の通り紙に印刷して保管する仕組みになっています。現金の紙幣と同じようなものですので、ハッキングやウィルス感染のリスクはまったくありません。大量の仮想通貨を長期的に保有する場合はペーパーウォレットに保管して金庫などにしまっておくとよいでしょう。

ウォレット=財布ですが、これまで使っていた財布とは全く姿かたちが異なりますね。

通貨の概念も、財布の概念も覆している仮想通貨。新たな時代の幕開けなのでしょうか。

ブロックチェーン技術や様々なアルトコインについて深堀りしたらまた書きたいと思います。

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