証券会社の不正価格操作が発覚！なぜ日本だけ？

こんにちは。アリスです。先日、あるニュースが出ていました。

XM、ハイロー、TitanFX等、国際的なFX運営会社５社が日本のトレーダーのみにレート操作を行っていたというニュースです。

被害を受けた日本人トレーダーは10万人にのぼるといわれ、被害総額は最低でも２億ドルだそうです。もう金額が異常ですね。

ニュースによると日本にはFXをするライト層が多い為、日本をターゲットにしたとみられています。

ちなみにアメリカやイギリスなどでは操作は行われていなかったようです。

このプロジェクトは『project HARAKIRI』と呼ばれており、HARAKIRI＝切腹。

皮肉なものですね…。日本は舐められているという事でしょうか…。

INDEX

各社の反応は？

名前が公開されていたＸＭ、ハイロー、TitanFXの公式ＨＰをチェックしましたが

３社とも今回のニュースについてはコメントを出していませんでした。（2021.1.26時点）

否定も肯定もせず…。社内で対策をとっているのか、時が過ぎれば忘れられると思っているのか…。

以前の記事①システムダウンの話（⇒金融界の不都合な真実。証券会社のシステム障害が起きる理由）、②手数料では稼いでいない話(⇒証券会社の稼ぎ方)でも証券会社の裏について触れていましたが、今回のニュースも繋がってきますね。

証券会社の稼ぎ方の記事で白ウサギさんが言っていた『お客さんの預けている証拠金が証券会社の利益』という言葉、今回のニュースを見て腑に落ちました。

証拠金さえ入れてもらえれば後はレート操作やシステムダウン等で操作し放題だということですね。

それにしても、日本のトレーダーにだけレート操作できるものなのですね。

ミクロで見るとどこまで操作できるのでしょうか。

今回は国単位でしたが、個人単位にまで設定できるとされるさらに恐ろしい話になりますね。

ハイローは一時期本当によく見かけていました。バイナリーオプションが有名な会社ですよね。SNSでも業者の方からのDMを受け取った人もいると思います。

また、XMについて調べていましたがXMをおススメしているサイトがかなり多いですね。

こういうところから、いわゆるライト層を獲得し、証拠金を手に入れ操作していくという方法でしょうか。

おススメしている方々が今回の事について知っているとは考えられにくいですが。

単刀直入に聞きます。今回のニュースについてどう思いますか？

システムダウンや約定拒否、滑りと同じように日常的にレート操作もされているという事でしょうか。